店が小さければどんな大きな店にも負けない、自らの経営精神を添えなさい商店の存立は店の大小にかかわらず、その地域地域のお客様に、その機能を認められ、支持され、愛されてこそ繁栄の道がある。お店の小さいことを嘆いていてもしょうがない。

どんなに大きくて立派な店であっても、お客様の支持が失われれば、その店の存立はない。店が小さければ、どんな大きな店にも負けない、自らの経営精神を添えて対応していって欲しいものである。即ち「お客様への奉仕」「商人の真心と誠実さ」に徹していただきたい。

この街に「この店」があって消費者に喜ばれる―これこそ商業の使命、商人の本当の生きがいではないだろうか。

長引く平成不況・消費低迷の中、もはや店の規模や低価格線だけでは立ち行かない状況にあります。バブル経済を経験した生活者の目は肥え、環境問題等への意識も高まってきている現在、本当に必要なモノ・自分の感性に合ったモノしか買わない時代を迎えています。このような時代には「購買代理」の使命感を持つ本物の“商人”がお客様に認められ、支持を受けるのではないでしょうか。

この言葉の意味するところが、まさに真実味を帯びて聞こえてきます。

1998年9月